1発合格には「時間を買う」発想が大事です。

1年で合格する決意が大事

いかがでしょう?ここまでお読みいただいて、行政書士の独立は、それほど気負って考えなくてもいいことをお分かり頂けましたか?“案ずるより産むがやすし”という格言は、働き方の方向を180度転換する決心にも、まったく当てはまることです。
気持ちの整理がついたみなさんは、行政書士の試験を攻略することにのみ、全エネルギーを注ぐようにしましょう。

●行政書士合格は1回で。
行政書士に合格するためには、約800~1000時間は勉強する必要があります。365日一日も休まなかったとしても、一日の勉強時間は3時間近くになります。一日2時間の配分ですと17か月、約1年半です。
私のことを振り返ってみても、開業当初の苦労よりも、この勉強期間の方がずっと辛かったように思います。そこのところを忍耐して合格できる人にとって、開業後の仕事上の苦労は、もう当り前のように乗り越えられる小さなハードルに過ぎないでしょう。精神力を鍛える意味でも、なんとしても試験を突破してください。
ところで私は、1年間の勉強で合格できました。合格ラインギリギリの得点ではありましたが、運も手伝い合格できました。
もしあの時落ちていたら、私はもう一年勉強を続けていただろうか?そのように自問してみることがあります。一年真面目に勉強をした自信もあり、合格通知を手にした時には、何か燃え尽き感のようなものもあったからです。よく、行政書士の合格には2~3年を掛けてと言う方もいますが、実感値からして、人はそんなに長い間モチベーションを維持することはできないように思うのです。毎日3時間を1年続けるのは本当に大変ですから。

●長丁場の試験対策が必要だから「時間を買う」発想で臨みましょう。 一回の試験で合格するために、私は通学をするか、それが無理なようなら通信講座を利用することをお薦めします。ある程度の投資は覚悟するようにして、独学だけは避けてほしいのです。通学や通信教育と、市販の書籍では、そのクオリティーに大きな開きがあるからです。合格者を一人でも増やすよう毎年改編集を重ねている教材(そうすることが専門学校や通信講座の生命線ですから)と、売れてくれればそれでいい教材との差は歴然としているのです。しかしこのことは、ある程度まで行政書士試験の知識を詰め込んでから比べてみないとわからないことなのです。そして良い教材を使って勉強しても、合格まで800~1000時間の勉強が必要です。独学の場合それ以上掛ってしまうのは避けられないでしょう。貴重な時間をムダにしてしまうのはもったいないです!「時間を買う」発想を大切にしてほしいと思います。そして1年で合格を勝ち取る意気込みで臨んでください。

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